今回は2023年11月から開始したソシャレン・クラファンの投資活動について,前回記事アップ時(2025年1月末)からの更新期間分(2025年2月~2025年3月)について振り返ってみたいと思います。定期的に投資状況を振り返って,その時々のホットな話題とともに,投資の方針や投資したファンド案件,考えたことについて備忘録的に紹介していきます。隔月くらいのペースで記事アップの予定です。
私のソシャレン・クラファン投資状況(25年3月末)

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投資金額・増減
現在は20社ほどのソシャレン・クラファン業者に分散投資しています。トータルの投資額は,前回(2025年1月末)の6,534万から約32万増加し,総額6,566万ほどとなっています。
平均利回り(参考)
各事業者のサービスで実際に投資している複数のファンドのだいたいの利回りの平均値を表しています。前回6.96%だったので,今回は平均利回り7.04%となり,はじめて7%を超えました!
クラファン投資開始直後の中心だった利回り低めのサービス・ファンドから,高めのサービスに移行した結果が反映されています。
年利益(見込)
各サービスの投資額に参考利回りを掛けた数字で(=「投資額」×「参考利回り」),こちらも参考値です。そのため(見込み)としています。
私が知りたいのは「年間どれくらいの利益が得られるのか?その結果,資産がどれくらい増えるのか?」ということです。もちろん,業者だけでなく,ファンド毎にも利益を計算して求めることもできますが数値が多少変わるだけなので概算値としています。
このやり方で,年間の見込みの利益を計算すると合計369万ほどとなっていて,上記の平均利回りの上昇を反映してこちらも増えています。(募集から運用開始までの期間や,運用終了から振込みまでの期間などの利回りの発生しない『資金拘束期間』があるので,実際の利益はこれよりは低下します)。
累積利益
2023年11月にクラファンを始めて以来の累積収益の実績を記載しています。
今回の投資開始から約1年2か月ほどが経過したタイミングでの累積分配益は『308万』です。大台300万を超えることができました。
また,2か月前は254万ほどでしたので2か月で+54万ほど,1か月平均+27万です。
また,事業者別の累計利益では「オルタナバンク」が100万円を超えました!2番目の「LENDEX」が59万,3位が「Bankers」の23万なので,だんとつです。投資額が1,800万と大きいのその理由ですが,高めの利回りかつ毎月分配でかつ,資金拘束期間が短いのが実質の高い利益率に繋がっています。とはいえ,一極集中をし過ぎなので,償還時に他に良いファンドがあれば,積極的に資金を動かしていく予定ではあります。
金融総資産
クラファンの投資総額は6566万ほどです。債券,NISAなど合わせて金融資産7,700万ほどとなっています。億リーマンまであと2,300万ほどです。
最近の主な投資動向(25年2月~3月)
「投資金額増減」の項目で金額の変化の大きかったところを中心に,同期間の投資動向を振り返ってみたいと思います。今回は,先の表の上から順に,気になるところコメントしていきたいと思います。
COZUCHIで初償還!
「COZUCHI」は1年以上続けて初めての償還となりました(別に遅延があったとかでは全くなくタイミングの話です)。また今回,100億の規模が話題となったANAホテル案件の他2件合わせて3件のファンドが同時期に償還となりました。利益も一気に10万弱まで増加しました。元金一括償還のファンドが多いので,これまで成果の実感が湧きずらかったのですが,少し印象が上向きました。

ただ今回はじめて償還されてみて,元金は確かに運用終了翌日にはデポジット口座に入金されるのですが,配当の支払いはさらに2週間以上と遅く,さらに出金のリードタイムがとても長くてサイトに書いてある通りきっちり4営業日かかるので(なんでそんなかかる?),少し不満が残りました。
不満はあるものの,信用のおける分散投資先として,今後も利用は継続する予定です。
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オルタナバンク:プレミアムバンキングの面談サービスを初利用!
現時点の投資金額が1,800万超えと,ダントツでが大きくなっている「オルタナバンク」。毎回のように,目安の1,000万程度までは減らしたいと書いていますが,記念ファンドの魅力に抗えず,投資金額が+100万とやはり増えてしまいました(償還されて他に移している資金もあるので,下記の投資額とは一致していません)。

また「オルタナバンク」で2024年1月に新たに始まった,投資金額1,000万以上 or 金融資産5,000万以上で資格が得られる「プレミアムバンキング」のサービスを受けてみました。
内容は,サービスの性質上詳しく書かない方が良いと思うので書きませんが,予めマイページで予約した日時でZOOMのオンライン会議で面談し,HPより詳し目の「オルタナバンク」のサービスの概要やファンドの仕組みの説明,さらに投資家とのQ&A,という内容でした。

正直な話,だいたい知っていたり,自身の考察からそうだろうなと予測していた内容でしたが,理解の確認や一部新しい発見もあり有意義な時間ではありました。回数上限などは特に定められないようなので,また新たな疑問が生まれたりなど期間があったら面談してみようと思います。
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CAPIMA懇親会に参加!
高めの利回りと魅力的なファンドと特典が特徴の「CAPIMA」への現在の投資額は430万ですが,今回は投資の規格はなくて増減はゼロです。
その代わりという訳ではないですが,お誘いを頂いたので2月18日に「帝国ホテル 東京」にて開催された「CAPIMA懇親会」に参加してきました。

本業の関係で遅刻したので,最初のほうの会社説明などは聞けず,懇親タイムのみの参加となりました。さすがいろいろご意見をお持ちの方も多く「あの特典は良かったよね」といった軽めの話題から「投資家の質を担保するためにファンド募集をクローズドにした方が・・」といったご意見もあり,経営陣の方々,投資家の皆さんと会話できれて有意義な時間を過ごすことができました。
参加特典もありまた機会があれば是非参加してみたいと思し,魅力的なファンドを組成している「CAPIMA」には今後も投資していく予定です。
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TECROWDに追加投資
「TECROWD」はこちらの2案件に計120万投資しました。

このところ利回り10%以上案件が続いています。また最近海外案件が減っているのはなんでかなぁと思いつつも,今後も良い案件があれば,まだまだ「TECROWD」への投資額は増やしていこうと思っている業者です。
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TOMOTAQUに追加投資
「TOMOTAQU」は下記の案件に100万投資しました。

それほど利回りが良い訳でもないのですが,当てにしていた抽選ファンド落選し予定外の手元資金があったということと(だから抽選ファンドが好きではない),そのとき他のコレという投資先がなかったということ,ちょうどこの「トモタクCF91号(東新宿プロジェクトⅡ)」でキャンセルがでて期間延長募集となったことがあります。また,会員レベルが「プラチナ」でポイント還元率が1.2%受けられる上に追加のポイントボーナス付与も発動されたこともその理由です。

これで「TOMOTAQU」への現在の投資額は630万とかなり上位となっています。実はまだ償還されたことがなく,運用終了後に償還されるまでに期間などを判断材料に,投資額の増減を考えて行きたいと思っています。
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利回り不動産の10%弱ファンドに投資
このところ利回り10%前後のファンドを連発している「利回り不動産」ですが,抽選募集が増えて,思ったように投資できなかったですが,今回利回り9.5%の下記ファンドに当選したので投資することにしました。

ここは案件によりますが,抽選募集でも入金期限~運用開始までの期間が短いので,実質利回りを落としにくいのがありがたいです。現在の運用額は400万なので(上表),まだまだマイルールの上限(1000万あたり)になるまでは「利回り不動産」に優先的に投資を進める予定です。
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らくたまに追加投資
新しいサービス(2024年4月)ながら今後の期待値上位の「らくたま」に追加投資しました。応募の合計92万に対して,当選した50万を入金済です(予定が狂うので,抽選投資は好きではない)。

またこちらのレビュー記事にも追記しましたが,「全期間配当保証」が発動されたファンドがあり,いわゆる「アップサイド配当」が発生したようです。
特に今回はインパクトが大きく,運用期間が1日の早期償還+「全期間配当保証」による予定利益キープにより,年利換算で1642.5%というとんでもない利回りとなっています。

こういった目を引く話題は別に,資金拘束期間を短くする堅実な施策など「らくたま」にはポジティブな材料が多く,今後もタイミングを見てまだまだ投資を増やしていく方針です。
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Fundsから1件償還!
今回も「Funds」で1つファンド(LOGI FLAGファンド#5)で償還(-100万)がありました。現在のFundsへの総投資額は約270万です。クラファンに始めて投資したのがこの「Funds」で,一時期1,000万以上投資していたのですが,順調に投資額を減らしています笑。

やはり利回りが抑え気味でまだ他の利回りの良いサービスに資金を移す余地があると判断しての方針です。ただし,「Funds」のサービス自体は保全性も高く,とても使いやすく優れていると思っていすので,また機会を見て投資を再開したいと思います。
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Bankersから投資金額が減少中
前回記事でも「Bankers」から続々償還されていることはお伝えしたのですが,今回も28万ほど償還があり,最大475万あったのが現在は277万まで減っています。
「CROWD CREDIT」とサービスが統合され(2024年11月18日),新しい「Bankers」は,ファンドのバリエーションも増えて投資しやすくなっているはずなのですが,投資は減っています。他の事業者の好条件ファンドとの重なりタイミングが悪いだけなので,今後も投資を検討していきます。
まとめ
という訳で今回は,2025年2~2025年3月の2か月分のソシャレン・クラファン投資動向を振り返りました。今回は,ファンドへの投資だけでなく「オルタナバンク」でのプレミアムバンキングサービスの初利用や,「CAPIMA」の懇親会参加など,バラエティに富んだ活動になりました。今後も隔月ペースくらいでボチボチ状況を報告していければと思います。
