利回り不動産は,2021年4月にサービスを開始した不動産クラウドファンディングです。累計のファンドの募集金額は38億,案件数54件(2024年4月時点)と中堅のクラファン業者です。不動産会社としての実績を活かしたサービスを提供していることを売りにしていますが,実際の評判やサービスの品質はどうなのでしょうか?今回も,他の情報サイトではあまり扱われていない実際利用したからこそわかる真に役立つ情報を交えて,現在の運用状況,レビューをまとめていこうと思います。
利用履歴
利回り不動産の現在の投資額は200万程です。また,ワイズコインという「利回り不動産」独自のポイントシステムがあり,だいたい投資金額の0.5%ほど還元されるので,投資のリターンに加えて累計1万円分くらいはポイント(コイン)もゲットしています。
今後ですが,以下のように高い利回り,入出金の便利さなど,メリットが多いと感じており,積極的に投資額を増やす方針です。では早速評価していきましょう。
↓こちらに私のソシャレン・クラファン投資履歴をまとめています。
基本情報
種類 | 不動産クラウドファンディング |
---|---|
運営者 | 株式会社ワイズホールディングス(財務情報) |
デポジット口座 | GMOあおぞらネット銀行 |
平均利回り | 6~10% |
分配ペース | 満期一括(半年毎もあり) |
出金手数料 | 払戻口座がGMOあおぞらネット銀行の場合:無料 払戻口座がGMOあおぞらネット銀行以外の場合:145円 |
運用期間 | 6カ月~2年(1年程度が多い) |
運用前資金拘束期間 | 1週間前後(先着 or 抽選後入金) |
運用終了後資金拘束期間 | 10日 |
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「利回り不動産」評価
長所①:利回りが良い
利回り不動産の平均利回りは8.32%です(2024年10月現在)。不動産クラウドファンディングでの平均利回りは5%ほどですので,かなりの高い水準です。サービス開始後の最初のファンドだけ利回りを高くしてだんだん下がってしまう業者もありますが,利回り不動産ではサービス開始から現在まで高利回りを維持しています。
長所②:後入金かつ入金期限が良心的で資金拘束期間が短い
利回り不動産は,先着と抽選方式の2つの方式のファンド募集となりますが,いずれも申し込み後の後入金です。後入金を採用しているところは,バンカーズやAGクラウドファンディングなどありますが,利回り不動産では待ちの期間が長く良心的です。
例えば,ファンド運用開始が翌月1日なら,当月の25日くらいに入金期限が設定されることも多いです。つまり運用開始の1週間以内になっていることが多いので,運用開始までの投資資金の拘束期間(塩漬け)が短くなっています。不動産クラファンでは,入金から運用開始前までに1ヶ月以上に無駄に資金拘束されるサービスも多いので,かなりポイントが高いです。
長所③:ワイズコインがお得
ワイズコインは「利回り不動産」の独自のポイントシステムです。投資をすると,投資資金の0.5%分もらえることが多いです。
貰ったワイズコインは利回り不動産のファンドへの投資の一部原資として,またAmazonギフト券との交換に利用できます。投資資金として使う場合は,1ポイント1円で利用でき,Amazonギフト券への交換は2,000ワイズコインから可能です。例えば,1,000ワイズコインは500円分のAmazonギフト券に交換できます。ファンドの利回りが元々高い上に,ポイントまで貰えるのは大きなメリットと言えます。
短所①:ややサイトが使いにくい
ややサイトが使いにくいと思います。まずマイページでは,投資家として一番気になる,累積での運用実績(これまでいくら儲かったのか?)が確認できません(投資履歴を確認するページはありますが)。また,サイト上にメニューの文字が小さく,少し見ずらいと思います。
またファンドの紹介ページでは,運用開始期間(開始日~運用終了日)がログインしないと見られない「会員限定情報」のページでしか確認できません。
以上,些細な問題かもしれませんが,全体的なサービスが高レベルなだけに少ない改善点として敢えて指摘しておきます。
まとめ
「利回り不動産」についてまとめです。利回りが良く,後入金で運用開始近くまで入金期限を待ってくれる点や,入出金手数料,ワイズコインのポイント付与などサービスも高レベルです。デメリットも,強いて言えばやや使いにくいサイトの構成くらいで,欠点も少ないです。なので必然的に高評価になり,この点数です。
総合評価:★★★★★★★★★(9/10)
利回り・サービスともに高レベルで。過去の運用実績は大手ほどではないが,クラファン投資するなら必ず登録しておきたい業者です。
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