今回は2023年11月から開始したソシャレン・クラファンの投資活動について,前回記事アップ時(2024年11月)からの更新期間分(2024年12月~2025年1月)について振り返ってみたいと思います。定期的に投資状況を振り返って,その時々の投資の方針や投資したファンド案件,考えたことについて備忘録的に紹介していきます。隔月くらいのペースで記事アップの予定です。
私のソシャレン・クラファン投資状況(25年1月末)

↓前回の記録はこちら
投資金額・増減
現在は20社ほどのソシャレン・クラファン業者に分散投資しています。トータルの投資額は,前回(2024年11月末)の6,290万から約240万増加し,総額6,530万ほどとなっています。
毎月の給与と別に,12月上旬のボーナスや同月下旬の年末調整での税控除があり,余剰資金をクラファン投資に回した関係で投資金額が大きく増加しました。
平均利回り(参考)
各業者のサービスで投資している複数のファンドの利回りから計算した平均値,あるいは平均的な利回りの参考値を表しています。前回6.75%だったので,今回は平均利回り6.96%で0.2%ほど増えています。利回り抑え気味のサービス・ファンドから高めのサービスに移行した結果が反映されています。
年利益(見込)
各サービスの投資額に参考利回りを掛けた数字で(=「投資額」×「参考利回り」),こちらも参考値です。そのため(見込み)としています。
私が知りたいのは「年間どれくらいの利益が得られるのか?その結果,資産がどれくらい増えるのか?」ということです。もちろん,業者だけでなく,ファンド毎にも利益を計算して求めることもできますが端数が変わるだけなので概算値としています。
このやり方で,年間の見込みの利益を計算すると合計363万ほどとなっています。(募集から運用開始までの期間や,運用終了から振込みまでの期間などの利回りの発生しない『資金拘束期間』があるので,実際の利益はこれよりは低下します)。
累積利益
2023年11月にクラファンを始めて以来の累積収益の実績を記載しています。
今回の投資開始から約1年2か月ほどが経過したタイミングでの累積分配益は『254万』です。大台の200万から更に250万も超えることができました。
また,2か月前は180万ほどでしたので2か月で+75万ほど,1か月平均でも+37.5万と月当たりの利益もかなり増えてきました。
とはいえ上で書いたポテンシャルの『年利利益(見込)』(363万)よりは少なく,これはこれまでの1年2か月には投資はじめてしばらくは運用額も少なかった時期も含まれるためです。しばらく経てば『年利利益(見込)』(363万)と同等の利益は得られてくると思います。
金融総資産 NEW!
このブログの副題が「億リーマンへの道」なのでKPI(Key Performance Indicator)である総資産を書かない話が分からなくなるので,今後はざっくりとした情報を記載しようと思います。
クラファンの投資6530万ほどに,債券,NISAなど合わせて金融資産7,700万ほどとなっています。
最近の主な投資動向(24年12~25年1月)
「投資金額増減」の項目で金額の変化の大きかったところを中心に,同期間の投資動向を振り返ってみたいと思います。今回は,先の表の上から順に,気になるところコメントしていきたいと思います。
Fundsから1件償還!
今回も1つファンド(ボルテックス区本所有オフィスDXファンド#2)で分配(19,013円)と償還(-100万)がありました。現在のFundsへの総投資額は約370万です。クラファンに始めて投資したのがこのFundsで,一時期1,000万以上投資していたのですが,順調に投資額を減らしています笑。

やはり利回りが抑え気味でまだ他の利回りの良いサービスに資金を移す余地があると判断して投資額が減っています。ただし,Fundsのサービス自体は保全性も高く,とても使いやすく優れていると思っています。まだ投資開始から1年余りで,投資先のポートフォリオが固まりきっていません。今後安定してきたら再度投資を検討したいと思います。
↓登録はこちらから
Bankersから多数償還
「Bankers」は運用期間中の分配がない元金一括償還が多いので,なかなかリターンを実感しずらかったのですが,120万ほどの償還があり,Bankersからの累積利益も一気に20万を超えてきました。
また,この期間中に「CROWD CREDIT」とサービスが統合されました(2024年11月18日)。新しい「Bankers」は,サイトが刷新され新しく使いやすくなり,ファンドも旧「CROWD CREDIT」が提供していた海外案件や,短期間高利回りファンド,インドネシアの毎月分配ファンドの登場など,運営努力を十分に感じることができます。投資案件が豊富でバラエティに富んでいて投資し易いので,今後も投資は続けていく予定です。
オルタナバンクに増資
現時点の投資金額が1,700万超えと,ダントツでが大きくなっている「オルタナバンク」。前回の記事の,目安の1,000万程度までは減らしたいと書きましたが,年末年始の記念ファンドの魅力に抗えず,投資金額はやはり増えてしまいました。
2月に償還が続く予定で,さすがに調整に入りたいと思います。

ちなみに「オルタナバンク」では,投資金額1,000万以上 or 金融資産5,000万以上で資格が得られる「プレミアムバンキング」のサービスが始まりました。
私は投資金額,金融資産ともに基準を満たし「プレミアムバンキング」サービスの対象者となっているので,時間があるときに試してみる予定です。
↓登録はこちらから(キャンペーンあり)
COMMOSUSに追加投資
「COMMOSUS」は償還が続いていて投資金額は減少傾向にあったのですが,この記事を書く直前の1月下旬に良案件が複数登場しました。

ちょうど投資資金に余裕があり,これら3つ全てに投資したので,結果的に投資金額が110万増となりました(「COMMOSUS」への現在の投資総額は476万です)。
CAPIMAに追加投資
高めの利回りと魅力的なファンドと特典が特徴の「CAPIMA」ですが,今回は下記の2案件にそれぞれ40万,60万,計100万円投資しました。


現時点での「CAPIMA」への投資額は430万です。魅力的なファンドを組成し続けるのも大変と思いますが,今後も今の勢いなら投資は続ける予定です。

↓登録はこちらから
わかちあいファンドに久しぶりに投資!
資金拘束期間が長い割に利回りの標準的なことから積極的に投資してこなかった「わかちあいファンド」ですが,珍しく資金拘束期間もそこそこ短く,利回りも良い案件(下図)があったので,手持ち資金のタイミングがあったこともあり久しぶりに投資しました。

ただし他の案件にはない「早期償還あり」のラベルが。。早期償還は実質利回りが低下するので望んでおらず,やはり「資金拘束期間が許容範囲内」でかつ「満足できる利回り」といった条件とのアンドが取れません。このファンドを試金石に,やはり期待した運用期間とならない場合は,ここへの投資は見合わせる予定です。
OwnersBookから3案件償還
今回,償還金額が約113万と,Bankersに次いで大きかったのが老舗の「OwnersBook」です。償還案件は3件あったのですが,メールに連絡もなく?かつ短期間にポロポロと時期がずらされて償還されたので,出金する度に業界最高(最悪)レベルの高い手数料(330円/回)がかかり,せっかくの配当から合計990円も引かれたのは良い気分がしません。

過去に抽選案件で入金反映が遅くて投資できず,「入金(の手間,銀行手数料)→同日,出金(の手間,OwnersBook手数料)」で全くもって無駄な手数料がかかったこともあります(もちろん自己責任ですが,ちょっとしたミス損するサービスより損失しなくて良いサービスを選びたいということ)。
今回償還が続き,手数料の高さの不便さが際立ってきたのと,サービス内容の改善などの動きも見られないので今後の投資は控える予定です。
↓登録はこちらから
TECROWDに追加投資
「TECROWD」はこちらの案件に投資しました。

投資金額は60万です。良好な案件が続いていて,タイミングが合えば2月募集の案件にも投資する予定です。

↓登録はこちらから
TOMOTAQUに追加投資
「TOMOTAQU」は下記の案件に50万投資しました。

これで「TOMOTAQU」への現在の投資額は530万とかなり上位となっています。現在ポイント還元率が1.2%受けられる「プラチナ」となっています。

「ダイヤモンド」になることで還元率が1.8%に大きく上昇するので,今後もさらに増やしていくかは悩み中です。
利回り不動産に追加投資
利回り12%でかつアップサイド配当が見込める「利回りプラス」が初適用されたファンドとして話題となった兵庫県芦屋市のヘルスケア施設の大型案件に投資しました。

投資額は1ファンド当たりの上限と考えている100万です。これで「利回り不動産」への投資金額は現時点で400万とかなり大きくなってきました。「利回り不動産」は最近利回りのインフレ気味になっているのが逆に少し心配になってきますが,堅実な運営を継続している限りは今後も投資額を増やしていく方針です。

らくたまに追加投資
最後に「らくたま」です。「らくたま」の投資家ファーストな痒いところに手が届く各種施策に共感しており,投資金額を増やす方針でしたが,その方針通り「らくたま11号」に50万投資しました。

またこちらのレビュー記事にも追記しましたが,「全期間配当保証」が発動されたファンドがあり,いわゆる「アップサイド配当」が発生したようです。
「らくたま」はポジティブな材料も多く,この後もタイミングを見て投資を増やしていく方針です。
↓登録はこちらから
まとめ
という訳で今回は,2024年12~2025年1月の2か月分のソシャレン・クラファン投資動向を振り返りました。今回は同期間の投資動向を業者別に記載したため,分量が多くなってしまいました。それでもまだまだ書ききれておらず,改めて短い2か月という期間でもいろいろな業界の動き,そして自分自身の投資活動があったのだと実感しました。今後も隔月ペースくらいでボチボチ状況を報告していければと思います。
